12月11日 (月)  深い。

勝手に「深いなあ〜」と思っているのですが、
人から見れば何が深いのか、さっぱり分からない日記を書いておきます。

実は、タペストリー製作に昨日から苦悩しているところ。
時間を追う毎に徐々に「こうしたらどうだろう?」というアイデアもわいてきて、付け足す毛糸も追加素材で買ってきたので、ちょっと一部分で試しては見ようかと思っている。

なにぶん、先にモチーフ100何十枚かカットして、ベロアまでつけちゃったし、刺繍もだいぶしちゃっているので、どうしたものか悩むところ。

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昨日、入賞後に初めて先生と教室でお目にかかって、ごく当たり前の事で、分かっていることではあったけど、改めて先生の口から厳しいお言葉を頂き、改めて考えさせられるなあ〜と思った。

バッグ部門は、とりあえず次回のQ&Sに挑戦したら卒業なのだけども、たまには作ったり、たまには調子に乗って応募してみたりもするかも知れませんが…
とにかくタペストリーに一球入魂?
というか、作らないと始まらないわけで。。。

バッグで、どんなに手が込んでいて時間がかかっても3ヶ月もあれば、製作の辛さから解放されるけど、タペストリーってそう簡単じゃないことに、とにかく気がつかされた。

バッグでもコンテストに手が届くまでに、どれだけ落ちたか…
あの日々が戻ってくるのかと思うと、なんとも言えない。
むしろ、どの部門もそうだけど、落ちる方のほうが大半なのだから、こればかりは…どうなのだろうね。

タペストリーの製作のその辛さに拘束される時間が増えると、また作れない物がでてくることも辛い。
なんていうか、なんでも1個に集中しちゃうから、できるのかな?と思ったりもする。

考えたら凄いよねって思うのが
それを仕事としてやっていたり、依頼があって製作する作家の皆様の力って凄いよなあ〜と思う。

迷うことも多々あるが、ここまできたら、挑戦するしかないな!
そう思うので、やるしかない。

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なんていうか…
深いな〜と思うのは、あまりはっきり書けないのだが
第一線で活躍されている方々が人を育てるというのは
自分が通ってきた道の厳しさも伝えると言うことなのかな?と
なんとなく個人的に解釈しているのですが、つくづくそう思った。

実は、先月、彼から物凄い叱られましてね…
元々、不満があったらしいのですが…
気がついていなかった私も悪いし、忘れ物をした私も大変悪かったのですが
内容を聞いていると、結構深いことを話してくるわけですよ。
さすがに恥ずかしいから書かないですが、簡単にざっくり書ける部分をかくと
「頭が良いとか、頭の回転が悪いとかじゃなくて、置かれた環境の問題」だと彼は言うのです。

そこで、すぐに分かるわけではないのだけど
時間が経つとジワジワその深さに改めて思うわけで・・・。
どうでもいい余談ですが、私が離れないのはそこにあるわけですがね。

なんでも縫い物に結びつけようとするのも、どうかとは思いますが…
自分に出来るタペストリーって、どういうものだろうかな?と、再度、構想を練り直しているところです。
もちろん刺繍しながら。無駄になるかどうかはわからないけども。

それにしても、縫い物しててイヤになるのは
集中したら、もう手や脳みそがワクワクしてきて
部屋から出なくなりそうになる。ヒッキー体質になるから、そこがちょっと嫌。
それでも、お外に出て運動しなければ、山登りにつれていってもらえないわ。