12月21日 (水)  泣ける物作り。

ここのところずっと『モヘヤ』をイカス、いや、生かすバッグを作っています。

刺しゅう、土台の編み地と作っていったから
もう何ヶ月かかかってます。

「もう遊びに行ってもへっちゃらで締切に間に合うぜ」と思って、
筋肉痛も治った昨夜から夜中、バッグのパーツを組み立てていたのです。

しかし、ガーーーーーーーーン!!

超厚地になる箇所もあるから、もうハスクの釜を針で突くのは涙が出るから
職業用ミシンでがっつり縫ってやろうと思ったら
「・・・糸がすくえてない」

1pほどになる箇所が厚すぎて、おそらく針を太くしても無意味な感じがして
やぼったくもなりそうなので、かぶせ(ファスナー開き)や持ち手を取り外すことにした。

持ち手が一番やばいので、今から持ち手もやり直し!

素材を変えて、マチと同じ毛糸を使う事にします。
そんなわけで、新しい毛糸(1玉千円ぐらいする)を買ってきて
それ以外にも必要かも知れない毛糸も買ってきました。

はぁ・・・
拘ると、お金かかる・・・

お金かかるのは、今はまだいいけど、もしお小遣い制になることがあれば
こういう『行き当たりばったり』的な物作りは無理だなと思う。


普通の人は用尺計算したり、材料をある程度選ぶ。
つまりゲージ出したり、面積を出したりする。

私は頭に想像した物を紙に書き出して、図面だけ引いて、用尺計算は適当。
適当に「このぐらいあれば足りるだろう」で材料を1回用意する。
最近は、それで作って可笑しかったら、材料を選び直す。

色や形がわからなかったら、1回、縫ってみたり編んでみたりするので、結構気に入らない色になると「お母さんどうぞ」と材料変更につき、余った材料は里子に出す。

物凄く拘りっぽく見えるけど、結局の原因は『頭の悪さ』だと思う。
目が肥えてないし、勘が鈍いから雰囲気掴めない。
以前であれば、強引に材料変更せずに完成させていたが
それだと「不細工でコンテストは書類で落選」という当たり前の事がよくあったので、先生からご指導を受けて、いくつかの作品で何度もやり直しで鍛えて下さった。

そして、今回の場合、持ち手のやり直しすると
全体の糸が無駄になるので、1発OKを狙っていますが・・・
その前に、ミシンで縫えないから、すでに・・・
今から『持ち手のやり直し』をやるしかない。
かぶせもミシンの厚みが酷すぎるから、ポイじゃ!!

そんなわけで、再度、編み地を作る。
そして、まぁそこからが大変よ。
それで似合えばいいけど、編み直しもできないように持ち手にするため毛糸に可哀相なことをする予定。

泣ける。

工業用ミシン買っても同じですか?上下送りっていうやつ。(そんなお金ない。言ってみただけ。)