11月22日 (土)  今から考えると

恩師に恵まれていたんだなと思う。

頭こそ染めず、警察にご厄介にはなったことはないが
私は割と真面目な顔した素行の悪さの生徒だったと思う。

まわりは、もっと本格的な素行の悪さの人も居たし
もちろん真面目な生徒も居た。
夜間の定時制ってそんなもんです。
真面目な子もいますが、社会のどこかで邪魔者扱いされた人間が通ってくる一面はあります。
そこで働く先生は一回は少なくとも五月病になるらしい。

それでも先生は「駄目な物は駄目」と指導されていた。
私が一回あまりに頭にきて、帰ろうとした私に先生が「帰るな」と別室へ連れて行った。
「1日おったら出席に全部して置いてやるから」と別室とは保健室だった。
そこで、保健の先生や先輩とたわいない話をして1日過ごした。

その学校の先生は、ほとんどの先生が生徒の目を見て話をされていたように今から考えると思いだす。

いけない者を排除するのは簡単だ。
それは本当に悪いことをした時に下されていたが
基本的には、頭から排除はしていなかったと思う。

なので、その学校へ通ったことに後悔は全くない。
むしろ自分にとっては良かったと思っている。

出来ない生徒にどう向かうか、
一庶民のぺーぺーの私が言うべきでは無いが
排除すれば解決というのも、それはまた違う気がする。

やってしまったことに取り返しはつかない。
そこをどうするべきなのか、誰もが通る道のような気が今はする。

もちろん社会に出ると、そう時間をかけて問題を解決できるという事ばかりでは無い。
だから人間面白いわけです。

そんな先生に時々ごくたまに、用事があってお話しすることもありますが
「あーしんどかったー」とおっしゃりながらも
また違う学校で奮起されていて、私の同窓生や同級生のお子さんをまた指導されていると耳にした。

おもしろいもので「●●先生がよろしくー」とお父さんいうとけーと
その生徒さんにいったら、家庭内不和が解決したとか。。。
うーん、30すぎてK先生に今更怒られるんですか、Sさんはと笑いました。

−−−−−

内緒話の雑談で、取引先の銀行さんに
「私でもお金貸してくれるの?」と聞いたら
「なにかうん?」と聞かれました。

「えっと…ミシン」というと、え゛ーーーーと驚かれましたが
値段が60万ぐらいはするのです。

別に預金を崩してもいいのだけども
なんというか勿体ない。だってミシンいっぱいあるから。
でもサファイアに何かあったら困るので
覚悟をきめて聞いてみた。
「つうか、普通に貸してあげるけど、そっかあーそういう趣味があったのか」と言われた。

それを聞いていた上司が
「趣味にお金かかるのは仕方ない」という。
「60万もするんよ?何かあったら壊されるかもしれないけど、廃盤とかあったら困るし、それで聞いたの」というと
「そりゃあまあ、覚悟はいるが買うべきだな」という。

まだ買う気はないのだが(使えるし、まだ困ってはない)
教室していて、時々サファイアも持ち出して生徒に自由に使わせるので
何かあることは覚悟して、腹をくくることにしました。

つうか、理由を付けてルビーを買いたいだけかもわからんけど。