7月27日 (土)  他人事ですが認知症。

うちも覚悟はしているんですが、認知症って大変だなと思う。
今の所他人事ですが、ときどき「阪神みにいくけ?」とか「体操いけよ」とか色んなもので釣って刺激を与えている。本人も出かけたいらしいので
ホイホイして出かけていくんで、うちはまだ今のところはセーフかな。
介護保険認定がウンタラ言われたとかって
よくどこぞで言ってこられるんだけど
自分で自分のことが出来るし、認定といっても要支援の世界だしなーと言って誤魔化している。
要支援で利用するのは別にいいんだけど
うちのおとうちゃんの場合は、よそのおねえさんでもおばちゃんでも
ヨシヨシしてくれる所に行きやすい習性があり
甘えてボケられても困るので「どこぞの会社の介護スタジオがこっちのほうにもできたら申し込んでやるよ」と言って、公民館他の公的な施設を利用するように促している。
せっかく手術で歩けるようにしてもらっているのに
老化が想像より進んでもらっては困るので、予防をがんばれと言っている。
ただ、おかんが入院時にはさすがに
「デイサービスとか、宅配弁当とか昼ごはんがあるところ利用していたら楽なんだろうな」とは思いました。ええ、便利にはなったけど、いざという時に認定まだの我が家には無理な話です。(弁当は介護無関係で利用できるけど)

ここから先は他人事ですが
会社に時々とある人が電話してくる。
認知症の症状がある方。うちは介護事務所ではないですが
何度も何度も同じことを電話してくるわけです。

独居老人で、身内といっても子は遠い所におられるし
近くの身内にあたる方といっても遠いんですが
老人ホームへいけるように世話をしていたのですが
いく→いかない→やっぱいく→やっぱりいきたくないetcを何度か繰り返した挙句
身内の方がさじを投げてしまった。
そりゃまぁそうだろうな…とはたから見ていると思う。
いろいろ事情があるので、お子さんも毎週帰ってくることもないようですし。

また今日も何度か電話がかかってくる。
「そういうのはうちには無いんですよ。もう乗っちゃいけないって言われたんでしょう?だから余計にあったとしても止めたほうが良いと思うんよ」と説得しても
「でも買い物に困る」と言ってきかない。
(こういうやりとりばかりなんですね…)
仕方ないので、そうだと思って
「ケアマネージャーさんって頼まれているんですよね?」と聞いてみた。
「うん。いるよ」と返事が返ってきたので
「そのケアマネージャーさんにありのままを相談してみればいいのに。介護用具も私なんかより詳しいだろうから、何か良いアイデアをくれるかもしれませんよ」と言ってみたら
「うん、そうする!ありがとう!」と言って向こうから珍しく電話を切ってくれた。

今日の所は脳みそがしっかりしているほうなのか?
いや、忘れているから電話してきたんだよね?
認知症って、本当病気みたいなものなんだなと感じた。ある病気に似ているというか…体験しないとわからない事ばかり。
私のように赤の他人ぐらいが軽く言うのは聞くみたいだけど
身内が言うと反抗するらしい。

その方も認知症になりたくてなったわけではないけど
ケアマネさんやヘルパーさんも気が付いて、何か相談にのってあげてくれたらいいのになとは思うんですが、もう高齢化が進んでいる以上、なかなか甘い事はしていられないのかもしれませんね。

うちもおとちゃんを気を付けようっと。
野球で釣るか。

・・・とおもってる矢先に本日3回目の電話が・・・。
気を紛らわすのにネットで認知症で電話を掛ける人がいるかと思って調べたら沢山いますね。