4月19日 (金)  天満屋のキルト展/3歳未満のガールとおばちゃん

展示より、A先生の出張ショップのほうが楽しみだった私です。はい。
A先生はとってもいい人です。

展示のほうもA先生の作品は無かったですが
東京ドームなどで展示されていた作品など
なかなか地方ではお目にかかれない方々の作品でした。
私はミシンからキルトを知った人間なので
ミシンキルトが無かったのは寂しいのですが
それでも、ハンド(手縫い)でキルトをするというのは
凄い集中力がいるので、作品も豪華なものばかりでした。

一般人でも知っているとしたら、キャシー中島さんとか
お弟子さん(生徒さん)になるらしいのですが山口百恵さんの作品が鷲沢礼子先生の作品の中に並べて展示されていました。明るい素敵なカラーでした。

斉藤先生の作品もトープカラーで
こういう色合いが整うというのも感心させられました。

地元のキルターさんの作品も素晴らしく
私は和のキルトと、トープカラーのキルトの美しさが今でも印象に残っています。

私はまだまだ上手には作れませんが
こういう展示の機会、もっと岡山や地方に来て下さると嬉しく思います。
最近じゃ北海道にも岡山から日帰りが出来る程になりましたが(我が家の兄さんが本当に日帰りしてきました)
東京も日帰りできるほど近くなってきた感じもありますが
まだまだ簡単には時間の都合がつかない事も多々あるので
こういう展示は見れる時に見ておかないと後悔が大きいのです。

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パイピングだけ先にやろうと
タペストリーを持ち歩いて、出先でパイピングをする事も時々あります。(縫う時間ないから数分でもやる)

耳鼻科なんかにも持っていくんです。
予約制の病院だけど、アレルギーを丁寧に見る先生なので
待ち時間は結構待たされます…。仕方ないんですけど。
私はその上、アレルギー改善の注射を打たなければならず
反応判定までにも待ち時間が…。
そういうわけで、本を持っていったり
キルトしたりしているわけです。

キルトは邪魔だろうと思い、ポーチの時もあるんですが
病院でも、外でも結構縫ったり編んだりしちゃっています。

で、昨日は耳鼻科でタペストリーを縫っていたら
3歳未満のいつも騒いでいるガールが
私の横にきて、ずっと見ているんです。
「針箱には触らないでね。当たったら痛くて泣くからね」と言ったら、
大人しくずっと横にいるんです。

その子のお母さんがさすがに申し訳なく思ったのか
ガールを呼ぶんですが、ガールは離れずにずっと見ているんです。

仕方ないので、針を全部一回抜いて(抜かないと危ないから)
広げて「うさぎさん」などがあることを見せてあげました。
ガールは大人しいのですが、なんか片言の言葉を言いながら喜んでいました。

珍しいんでしょうか。よそのおばちゃんだけど
縫い物してるぜーこの人ーみたいなものかな?と。
ガールさんには将来、縫い物が好きになっていただきたく思います。

子供はそんなに…の私でも、さすがにガールの笑顔にグっとくるものがありました。

子供と一緒にしては、さすがに子供に失礼ですが
うちの猫のたまちゃんが時々、縫い物をしていると
手縫いだろうとミシンだろうと横に来て
座り込むんです。そして横になって寝る。

たまちゃんの場合、キルトに興味はない。
洋服を縫おうと興味はない。
ただ綺麗な布の上に「寝させてくれ」と思っていたり
しつけ糸に「わーい。もじゃもじゃー」とか
ミシン糸をみつけては「わーい。サッカー」と遊ぶことしか思っていないかも…。
あとは、椅子の上で寝るんですが、椅子はいつも半分こになり、私は姿勢の悪いまま縫い物をする羽目に…。
たぶん、たまちゃんは縫い物をしていると安心するのかも。